ブログお友達の「K」さんから頂いた貴重な情報のお陰で、53-5333の全容が明らかになった。
やはり、24dB/octのクロスボードで、工場出荷時は「800Hz」に設定してあるそうだ。
ここまでは読み通りであったが・・・
では、なぜ片方のボードだけ19箇所も抵抗器を変更、それも2本つないで・・・
見つかった資料によれば、この部分はユニットにディレイをかける際、ディレイ時間を変更する為の
ものであるらしい。
こちらは工場出荷時、700μSに設定してあるとのことだが、HF、LF、それぞれRa~Reまでの
抵抗器の定数を変更することでディレイ時間を変えることができるとのこと。
私の買った、新品未使用品に片チャンだけ、何ゆえこのような変更がしてあったのか・・・・
今となっては、考えても仕方ないことだ、とあきらめて、資料に基づいてレストアするしかない。
資料には回路図もついており、片方がまともだと、確認出来れば、もう片方を元に戻すだけなので
簡単だ。
この資料の情報を頂いた、「K」さんに心から感謝したい。