UPX-003Cレストア・・・③



電源用ブロックコンデンサ交換・・・1本

使用全キャパシタ取替え・・・4本

使用全抵抗取替え・・・8本



高域のきつさが直らない・・・


回路を見ると、低域のブースト回路だけで、高域のロールオフ回路は見かけない・・・




インターネットで入手した、UPX-003Bのマニュアルをよく読んでみると・・・






あった・・・・




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Treble compensation can be accomplished by choosing suitable resistor for R1・・・・


で、このR1は6200から100000、RIAAの標準は6.2KΩとある。




手持ちの抵抗に6.2Kがないので13Kをパラって入力-アース間の入れ見た・・・



グッとバランスが良くなった。





いろいろ聴いてみたが、ソースによって高域が歪むものがあり、R1はとりあえず15Kにした。






リファレンスである、自作のフォノイコと聴き比べをしてみた・・・



高低域のバランスはよく、こんなものだろうが、音に深みというかこくがない・・・





もう少し、詰めが必要のようだ・・・









シンプル構成といえども、自作フォノイコやその他出来合いのフォノイコとの相違点といえば、
電源くらいのもの・・・




電源を大げさにならないよう、ブロックコンデンサにJENSENの47μFを1個、パラって見た・・・


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高域の調整抵抗R1も10KΩに・・・




これは効きましたね・・・




音にグッと深みが加わり、マジで自作フォノイコと差が無くなった。



R1の10KΩのほうが効いたかな・・・








電源って料理で言うと「ダシ」だな・・・


「ダシ」が効いていると特に汁ものは味が深い。




効かせりゃいいってものでも無いが、丁度良い容量がなかったので・・・


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JENSENの100μFx2のブロックコン+33μFで電源の改造は締めることに・・・






ジョー・パスのギターとオスカー・ピーターソンのピアノ、深~い味が出てきました・・・






自作のフォノイコはこうしてGEのUPX-003Cと比較してみると、中庸と言うか、おとなしい・・


UPX-003Cはハッシとして明るく、元気がよい。


まだ、すこし高域寄り・・というか、高域のロール・オフが正確ではないせいかもしれない・・・




この明るさ、元気さがUPX-003系の持ち味かもしれない。





コスト、スペースの都合もあるのだろうが、もう少し電源を強化すれば良かっただろうに・・・






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最後にせっかくの「笛吹き童子」の12AX7であるが、あまりにも古そうなので、EI製のECC83に
取り替えた。

ノイズも減りスッキリした。


そのうち、GE製の12AX7を載せようか・・・




とりあえず、UPX-003Cレストア・・・・この辺で、終了。
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by jbl375jp | 2010-11-07 11:34 | アナログ関連
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