マルチかネットワークか・・・
いつも悩む問題だ。
スピーカ・ユニットはたったの2本・・・
マルチでもネットワークでもどちらでも良いではないか・・・
しかし、まったく違う方式なので一長一短があり、なかなかどちらとも決め難い。
どちらも試して好みのほうに決めるしかないのだ。
と、言うわけで・・・
-6dB/オクターヴのネットワークを組んで聴いてみることに・・・
あ~
やっぱり良いなあ~
LとCが1個づつ、 -12dB/オクターヴでも2個づつ・・・
最終的にはインピーダンス補正や、アッテネータがいるが・・・
回路的には非常にシンプルだ。
それにパワーアンプは一本で良いから省エネ、省銭だし・・・
疲れない音・・・ なんだよね、ネットワークの音って。
最近は歳のせいか(間違いなくそうだ)厳しく追求するような音が苦手だ。
いつもでもボ~っと聴いてられる音が良くなった。
でも、マルチが上手くいって、何かスッとベールが取り払われたようなドキッとする音も
捨て難くチャンデバ弄ったり、パワーアンプ換えたりが、また楽しかったり・・・
チャンデバがいるし、パワーアンプも2台いるんだけど、プリメインが一台あれば
それですんじゃうしな・・・コスト的にはあまり変わらないかな。
もう少し、ネットワーク弄ってみよう・・・
ー12dB/オクターヴはオリジナルネットワークの定数なので、できるだけ
オリジナルの部品を使う。
換えたのはコンデンサだけ・・・
思った通り・・・
結局オリジナルに戻ってくるんだ。
そりゃーそうだろう、このスピーカは、あのジム・ランシングが作ったんだもんな~。
100年早いよなあ・・
ジムランのネットワーク定数を換えようなんて。
インダクタと抵抗はまだまだ使えそうだ。
よし!
このままオリジナルの回路でいくぞ~。
時間が経つにつれ、馴染んでいく・・・