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遍歴 

出会い

1ヶ月位我慢して聞いていたが、何か自分の目指す方向(・・とはいえ、明確にこういう音なんてものはなかったが・・・)とは違う、おとなしすぎると感じてきた。

そんな折、スピーカケーブルとか、RCAケーブル等は職業柄(これでも昔は半導体関係のエンジニアだった)自分でケーブルと端子類を買ってきて自作していたので、通っていた部品屋街でビンテージ(と、いうか、骨董屋に近い)ショップのウーさんと知り合った。
このウーさん、ウエスタン(WE)、ALTECまたはJBL以外AUDIOではないとおっしゃる。
ガラクタ(好きな人には宝物?)だらけの店内に1組まともなエンクロージャーに入ったウファーが目に入った。
聞くとALTECの515Bという38cmのウーファーであるという。
これにホーン+ドライバを組み合わせてはどうかと、おっしゃる。
確かにB&Wの802より遥かに精悍である。ころあいにJBLの375というコンプレッションドライバなるものも、ころがっている。よし、買った、またまた後先考えぬ衝動買いであった。
できるものならこのまま担いで帰りたいが目分量でも100Kgは優に超える。
それよりなにより、現状のB&W802をどうにかしなければ、置く場所もない。
泣く泣く後日の配達を依頼して店を後にした。

翌日、同僚のマーさん(香港人には珍しい物静かな知的なかた)にB&W802、Musical Fedelityのプリ・パワー、セットでの押し売りを始めた。売りつけたい一身で買値の半額でオファーした。
結果は即決であった。
自分だけ知らなかったが、ここ香港では両ブランドはHiFiの代名詞であった。
CDプレーヤもと、粘られたが断った。こちらもCDプレーヤがなければ困る。

というわけでめでたく場所が空いた。
女房殿の留守を見計らって見事入れ替えに成功した。
名前だけは聞いていた憧れのJBL、ALTECがついに我が6畳弱のリスニングルーム(本人談)に入った。
by jbl375jp | 2005-10-02 18:08
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