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続・遍歴 その3

再スタート

AUDIO再スタートである。

CEC3300
McIntosh MA6500
KLIPSCH

幸いなことに当地は旧正月、時間はたっぷりある。

CDもHMVで買い込んだ。
400枚もあったCDも600枚あったLPも処分してしまった。
後悔先に立たずである。
まあーこれからボチボチ貯めていこう。

さあー、聴くぞ~。

キツイ。
何たる高域のきつさ。
ドンシャリそのものである。
ムカ~!このスピーカ、ネットワーク内蔵でレベルの調整もできない。
旧正月休みの1週間、我慢して、既製品って、こんなもんだとよ、と、納得させながら聞いていた。

ウーファーはそこそこ聞ける。 が、中域以上が浮ついている。特に高域が出すぎだ。

「ダメだ!」もう我慢の限界である。
工具箱はどこだっけ?あった、あった。自作していたころ買い集めた工具類だけはとってあった。

おもむろにスピーカのフロントグリルを外した。
次に背面のスピーカターミナル部分のネジを外し、ネットワークを取り出した。
ネットワークを覗く。
そこで、ハタと考えた。 で、どうする?ネットワークを外しては見たけど、どうしようもない。
レベル調整用のアッテネータが付いてないのであるから。

えーい、せっかくその気になったのだから、この際、徹底的に調べよう。
まず、ウーファーを外す。次はホーン、ついにはツイーター、全部外した。

情けないほどお粗末なユニットだ。
すべて軽い。
アンプもスピーカも性能は重さに比例する、が持論だった。
ネットワークもスピーカユニット-ネットワーク間の線材まで、とほほ・・・である。

今日できること、せめて内部配線くらいと、引き出しの中を探す。
BELDENのオレンジと黒のツイスト線が出てきた。
ひとまず、内部配線を全部変えた。

今度は逆の作業をする。ご苦労なことである。

アンプにつないで再度、電源ON。

重労働の後である、心なしかバランスが取れてきたか・・・そんな訳ないか。
このツイータ、何とかならないのかな~?
シンバルなんかチン、チンじゃなく、シン、シンとしか鳴らない。
ユニットを見てしまったせいか、中域が痩せて感じる。
傾向としては明るく、前に出てくる音なので好きなタイプなのだが。

「しばらく、エージングするか。」

そのまま、2ヶ月が経過した。
by jbl375jp | 2006-05-06 23:39
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