音が変わることを音が良くなったと思ってしまう性格が、どうも直らない。
機器や線材等を替えると、大なり小なり音が変わる。
今まで聞いて来た音と違うので「おっ」となってしまうのは致し方ない。
ところが今まで聞いて来た音より、良いのか悪いのかとは別問題のはずなのだが・・・
音が変わったことで音が良くなったという思い違いをしてしますことがやけに多い。
そのために、過去に何度も機器の入れ替え、買戻しを繰り返している。
修行が足りないせいか、コレが自分の音という明確な指針がないためだろう。
漠然とした、方向はある。
中域の充実した、厚く、太く、リアルなJAZZ再生・・・・
何故こんなコトを言い出したか・・・
遊んでいた、球プリを使ってみたからだ・・
C28を入れる前にずっと使ってきた、ボリューム特別仕様の球プリアンプのKITだ。
C28に比べて、スッキリした音でキレが良い。 シンバルが実に良く聴こえる。
まがりなりに、BOZALTEC605Aを中心にした2ウエイマルチと605Aのネットワークとの
2系統のスピーカシステムが、固まったと思った矢先に、マルチ用のドライバが不調になった。
そして、ドライバーを探しにいって、JBLのD130を聴いてしまった。
長年聴いてきた、ALTEC系のウーファーと、当然というか、予想外と言うか、音が違った。
ALTECとの最大の違いはキレのよさ。
コレをフロントホーンの4560あたりに入れて・・・
そう考え出すと、もう止まらない・・・
不調のドライバの後釜は2420を見つけた。
不思議なことにずっと、JBLのユニットにあこがれ続けてきて、未だにオールJBLという
システムを組んだことがない。
特にウーファーにはまったく縁がなかった。
これは、最初のマルチに使った515の音がベースとなってしまっているからなのだ。
ドライバの入れ替えがとんだ方向へ行くかもしれない・・・・・
変わる音が自分の目指す方向かどうか・・・・
それにしても今日はBOZALTEC 605Aネットワーク系がやけに良く鳴っている・・・・
スピーカはそうそう替えちゃいけないよと、言うように・・・・・