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厚く、熱く、太く、そして深く・・・


私の目指すシステムは狭帯域4ウエイ・マルチアンプ・システム・・・

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まづは、クロス周波数の暫定設定とパワーアンプ配置

 2220B←(450Hz)→2441+2350←(1.2KHz)→2441+811←(5KHz)→2402
 SA600  ‐24dB     D45       ‐24dB     D150A   -12dB  D45

VFX2Aの1台が不調(Rch ハイパス出力出ず)のため、べリンガーCX3400を3ウエイとし、
高域にVFX2Aを1台使った。

そのため、低域~中低域~中高域間が‐24dB/oct、中高域~高域間が‐12dBとなった。




そして、いよいよ音出し・・・・


試聴はビル・エバンスのCD、「AT THE MONTRUEX JAZZ FESTIVAL」




濃い!・・・・


とにかく、音が濃い。


深々とした低音・・・

ぎっしり詰まったような中域・・

そして、重く、硬い高域・・・

どれを取ってもこれまでの2Way、3Wayシステムの比ではない。
エネルギーが擬縮された音の塊のようだ・・・



CDを掛け続け、クロス周波数、各帯域のレベルを合わせ込んでいく・・・


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夜中から始めた、調整も、気がつけば、夜が白みかけていた・・・


一応の手応えを感じた設定は

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低域~中低域間、450Hz付近、中低域~中高域間、2KHz

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そして、中高域~高域間、7KHz付近



ふ、と時計を見れば、5時50分・・・・


好きなこととは言え、自分でも良くやるよ・・・と感心するやら、呆れるやら・・・


さすがに、こんな時間に大音量とはいかない。




すこし、寝ておこうか・・・



         





10時半に目が覚めた・・・


全ての機器の電源は入れておいたから、いつでも鳴らせるが・・・

さすがに11時前じゃあ、まだ早いか・・


珈琲を淹れて、一服。



とりあえず、入れたままのCD
ビル・エバンス・トリオ「AT THE MONTRUEX JAZZ FESTIVAL」をかけた・・・


トリオを紹介する、ジェオ・ヴォマードの声と会場の雰囲気、気配、拍手がなんともリアルで
ゾクっとする。

そして、ビル・エバンスのピアノソロからエディー・ゴメスのベースの弦が部屋の空気を
震わせる。

ピアノとベースの掛け合いの最中、ジャック・ディジョネットのシンバルが小さめだが
金属的な響きでリズムを刻んでいる・・・


う~ん、我慢できない・・・


4曲目へスキップし、思い切って音量を上げた・・・



前半の主役はエディーのベース、中低域の弦の厚みと深々とした、低域への移行が
もう、感激ものだ。

ビル・エバンスのピアノの強烈なアタックのあと、この曲のハイライト、ジャック・ディジョネットの
ドラムソロだ・・

スネアの連打、皮の震え、会場での反響まで聴こえる。
タムとバスドラのアタックは顔面に空気の波動が飛んできた。

そして、涙もののシンバルの連打!
重く、そして硬いトップシンバル、シンバルサイドのアタックの金粉が飛び散るような響き!



これぞ、我が理想のベースとシンバルだ・・・・




厚く、熱く、太く、そして深く・・・
by jbl375jp | 2008-09-20 16:38 | やっさんのシステム
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