4ウェイ・マルチ、基本が出来た・・・
いろんな、LPを聞きながらのクロス周波数、各ユニットの位相合わせ、そして
各帯域のレベル調整。
すべてのファクターが、それぞれに相互作用するので、1つのファクターをまづ固定する。
クロスを最初に固定した。
低域~中低域 400Hz 12dB/oct
中低域~中高域 2KHz 24dB/oct
中高域~高域 7KHz 12dB/oct
400Hzは2441+2350にとって、掟破りだが低域~中低域のキレと弾みが増す。
この辺が2インチを使う「キモ」の様な気がする。
あとは、ホーンに顔を突っ込まんばかりに近づいて、各ホーン位置を前後にずらし、
位置合わせ・・・
大きな音で鳴らしながら決めないと意味がないから、これが結構しんどい。
これを合わせておかないと、レベル合わせとのいたちごっこになってしまう恐れがある。
そして、各帯域のレベルを合わせる。
VFX2Aはレベル調整が出来ない仕様であるから、仕方なくパワーアンプ側で調整する・・・
低域2220B用 SA600
中高域2420用 D150A
中低域2441、高域2402用 D45x2台
ここまで調整すると、もう立派な音が出ている。
あとは、日々、細かに微調整をしながら、少しでも理想の音に近づけようと努力をする・・・
と、言うよりあちらを立てるか、こちらを立てるか、どちらも立てたい・・・の、繰り返ししかない。
アンプを替えても変わるし、ケーブルを替えても音は変わる・・・
自分で決めた基本を崩さず、いかに煮詰めていくか・・・・
楽しく、時には苦しい日々の微調整は続いていく・・・・