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スリリングな球アンプ・・改造記③

自己バイアス化


完璧とはいかないまでも、安全に動作させる為には、PCBをひっくり返して回路の全体像を
つかまねばならない。

というわけで、ついにPCBをひっくり返した・・

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B電源はダイオード4個による、全波清流みたいだな・・
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ちゃちなダイオードと小さ目の電解コン・・・400Vだ・・


よ~く見て行くと・・・
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やはり、固定バイアスだ。
しかし、PCB上には各チャンネル、2個ずつのVRが印刷されているが、実際には
一個しか使われていない・・・・????

いづれにしても、これは危険である。
自己バイアス回路に変更することにする。


①安定動作を目指し、各6550のカソードから600Ωの抵抗と100μFの電解コンをパラって
 GNDへ落とす。

②G1にバイアスされている回路を外し、G1から100KΩでGNDへ落とす。

書くのは簡単だが、自己バイアス用のカソード抵抗、コンデンサは結構、音に効いて来るので
どんな部品でもとはいかない。
抵抗は高耐圧が要求される。
昔は良くデールのメタルクラット抵抗を使ったが・・・

おおおお、そうだ、WEの巻き線抵抗があった。
半固定式で最大1KΩだったはずだ・・

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さて・・・これを4本、どう取り付けようか・・・


100μFの電解コン・・・買い置きあったかなあ・・・
by jbl375jp | 2009-01-08 17:15 | AUDIOネタ
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