以前、ネットワークを自分で組んでみようと揃えていた部品・・・
JENSENのキャパシター、3.3μF・・・
SOLENの空芯コイル、1.5mHと1.8mH・・・
計算では、ユニットのインピーダンスが16Ωの場合、ローパスはー6dB/OCT、ハイパスは
-12dB/OCTで1600Hzのクロスとなる・・・
最初に605Aを入手した時に求めていたのだが、すぐにマルチへ行ったため使わずじまいだった。
605Aといえば、1959年発売、1967年に605Bへ替わっているから古いもので50年、
最後期のものでも42年前と言うことになる。
スピーカユニットもそうだが、ネットワークはその部品の性格上、ユニット以上に経年劣化が
あるのはどうしようもない事実として受け入れねばならない。
そこで、思い切って、ネットワークを最新、高性能部品に替えてみようかと、思い立ったのだが・・・
取って置きのVN35Eで聴いているとはいえ、今日の鳴りっぷりはどうだ・・・
ブリブリ、ゴリゴリのベース・・・
カシンと芯のあるシンバル・・・
ピアンのアタックの強靭なこと・・・・
605Aも箱となじみ出し、吸音材等の調整も微妙に効きだし、アンプも程よくエージングが
進んできた。
装置が良い時は何もしないのが鉄則。
でも、替えたら、もっと良く鳴るのでは・・・・
おバカが陥りやすい危険な発想。
珍しく、迷って、躊躇している・・・・・・・・・・・