チョッとした実験をしてみた・・・
アーレン・ブラッドレーの固定抵抗器を使った、ラダー・アッテネータによる、減衰量固定の
音量ボリューム・・・(何かへんな言いまわしだナ・・・)
要は、DALEの抵抗器に替えた、ロータリーSW式ボリュームを外して、A&Bの抵抗器3本で
-60dBと-50dBに固定した回路を入れただけ・・・
等価的には抵抗の段数は違うが、抵抗器の音の傾向が分るだろうと思ったからだ。
ロータリーSW式のボリュームで、CDの聴きごろの位置がちょうど-50dBあたりであった。
手持ちの抵抗器を探したら330KΩと200Ω+800Ωで大体-50dBだ。
シールド線に直接、抵抗を半田付け・・・・
試聴CDは、最近お馴染みのオスカー・ピーターソン・トリオの「WE GET REQUESTS」・・・・
間違えて、「ドカン」という音を出さないようパワーアンプからスピーカ・ケーブルを外し、
各アンプの電源を入れてから慎重にスピーカ・ケーブルを繋いだ。
これは、良い・・・・
NOBLE、DALE、A&Bの3種類で、一番気に入った。
ピアノとシンバルが一番、生の楽器の音に近いのではないか・・・
特にシンバルは硬質感、余韻の響き具合が非常によろしい。
明るすぎず、暗すぎず、適度の明るさとシブさ(暗さ)を併せ持っている。
これはもう、A&Bで決まりかな・・・・