手をかけただけ応えてくれるアナログとはいえ、たかだか、ベースの水平を取り直し、
アームの高さ、水平、バランンス、針圧などをキッチリとり、フォノケーブルを換えた位では
ほんの序の口、ああそうですか・・・てな、ものだろう・・・
やっと、普通のアナログの音が出だしたに過ぎない。
しかし、その普通の音でもペッパーのアルトの高音はこちらへ飛んできて、思わず身を
翻しそうになるほど・・・
B面1曲目「ダイアンズ・ジレンマ」でも、アルトとピアノのフォルテの掛け合いもピアノの右手、
左手の強弱とアルトの音色がキチンと分離し、う~ん、気持ちいい・・・
音の輪郭がカッチリして、滲みや曖昧さが消えて、タイトになった。
もっと、もっと手を掛けたら、どうなるか・・・
モノラル装置でのアナログが本当に、面白くなってきた・・・・