週末、恒例の新作プリ・アンプの耐久テストをしている・・・
ダイアフラムを純正の「34852」に換えたから、ということだけではないのだろうけど
うちの604Eの調子が出だして、すこぶる機嫌がよろしい。
605Aをずっと使ってきて、605は604の家庭版のような言い方をされているが、これは、
もう別物といったほうが良い。
音色は両者、間違いなくALTECであるが、質は「柔」と「剛」である。
一口で言えば、604(Eはといったほうがいいか・・)は605に比べて、硬く、重く、芯がある。
私のJAZZの好みからいえば、この硬さ、重さ、芯は、もちろんすごく好ましい。
ピアノの「カキン」、シンバルの「カーン」、スネアの「パッカ~ン」・・・・ どれも、硬く重く、芯がある。
スイングしている録音がスイングして聴けないスピーカは論外だが、好きな楽器が好きな音色に
聴けないのは、自分のスピーカの責任だろう、と思っている。
朝から、アート・ペッパーの「モダン・アート」を何回も聴いている。
「Cool Bunny」・・・・
トランペットのように飛んでくる、ペッパーのアルトもそうもだが、ピアノ、ドラムス、ベースの音色も
自分の好みでウキウキしてくる。