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2012年回顧・・・自分勝手なモノラル考

今年も残すところ、あと10日・・・


今年は我がモノラル・システムがターン・テーブルを残して総入れ替えとなった。

そして、これで、多分、いや絶対に、最後のシステムとなるはずだ。




最近、偶然に1995年システムの写真を見つけた・・・

ギンギンのステレオ・3ウエイ・マルチ・システム。


それから15年位、機器は変われど、基本は同じ、38cmウーハーをベースに

2(1)インチ・ドライバーとホーン・ツイーターの3ウエイ・マルチ・・・




一度は全部放り投げて、オーディオを辞めてしまった。

2010年ころ、いろんなことがあって、オーディオを再開、今のモノラル・システムに
落ち着いた。



モノラルになったいきさつ・・・


場所を取らない、置き場所を選ばない、金が掛からない(あくまで対ステレオ比)等々

いろんなメリットがあるが、やはりその音の密度感、実態感・・・に魅せられたから。



聴くものがJAZZということもある。

ステレオ・イメージで聴くより、モノラルの密度で聴くほうが、自分は好きだ。



機器が半分で済むというメリットも書こうと思ったが、私のシステムの場合、それは
スピーカと一部のケーブル位しかあてはまらない。
プリ・アンプはステレオ用、パワー・アンプもモノラル2台・・・




でもやはりスピーカが一本で済むと言うメリットは計り知れない。


どこに、どう置こうと基本的には構わない。


ステレオのようにスピーカ位置に1mm単位で気を使うこともない。




ALTEC604Eと自作の球プリメインになったとき、ああ・・もうこれでハードは
卒業しよう、と思った。

それほど素晴らしく、非の打ち所もないほど良い音だった訳でもない・・・



もう、そこそこ鳴っていれば、良いじゃないかと言う、いわば枯れてきたオーディオに対する
気持ちだったんだと、思う。






2012年後半・・・



その枯れ始めたオーディオに対する気持ちに火を付けたのは、やはり「JBL」だった・・・



JBL C34・・・



あるブログで非常に良いコンディションのC34が一本、オークションに出ている、と言う
情報を見つけた。

あとさき、懐具合も考えず、「ポチ」っとやってしまっていた。




スピーカが来るまでに、と球アンプも作り直した。






そして待望のC34、遠くLAからの到着・・・


期待にたがわず、素晴らしい外観だった。


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しかし、それ以上に期待した第一声は・・・・




無残な音・・


もう、真っ青だった。






気を取り直して、内部ケーブルの交換、ネットワークの改造、そして、


鳴らしこみ・・・、  これこそがもっとも大事なことだ。




一週間経ち、ひと月が過ぎ・・・


二ヶ月が過ぎようとしたころから、メキメキ鳴り出した。





マランツの7Tを手に入れたころから、その鳴りっぷりが目立ちだした。





そして、ついに永年の夢であった、「JBLをマッキントッシュで鳴らす」という快挙に
行き着いた・・・



これまた、NOCと見まがうような綺麗な「MC30」を手に入れた。

店主の「2台セットじゃないと売らない」という言葉も耳に入らぬほど素晴らしい
コンディションのMC30だった。


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パワー・アンプが2台あれば・・・



マルチになって行くのに時間は掛からなかった。


同じ2台のアンプによるマルチ、繋がり等、悪かろうはずがない。






2012年12月・・・



スピーカ   :JBL C34x1
プリ・アンプ :マランツ7Tx1
パワー・アンプ:マッキントッシュMC30x2
チャンデバ  :JBL/UREI5235x1/2

による、2ウエイ・マルチ・モノラル・システムが出来上がった。


聴くソースは5~60年代のJAZZ LP・・・


ターンテーブルはオーバーホールしたREK-O-KUTのB-16H 

PCオーディオと比較して、良い時、悪い時の差が激しかったが、オーバーホールの
ご利益か、安定感がグッと増した。






ブログ仲間は信じていないようだが、自分はこのモノラル・システムと、この先
一生、付き合っていこうと思っている・・・






2012年回顧・・・・






明日から恒例の年末年始の里帰り・・・、 しばらく弄れないな・・
by jbl375jp | 2012-12-21 12:22 | やっさんのシステム
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