このところ仕事が忙しくKT66アンプをゆっくり聴く機会がなかったが
今日は台風のお陰で午後から休みとなった。
当地香港は台風発生から香港に向かってくるか否か、台風との距離等でシグナルが
1、3、8そして10と表示され、8以上となると、学校、会社、商店はすべてクローズとなる。
今日は最初シグナル1であったが遠くを通過したはずの台風がUターンして香港に向かってきたらしい。
午後2時ころ、シグナル8になることが確実と予報が出たので、日本から来ているお客さんを
HOTELへ送って帰宅した。
借りたままになっているKT66アンプの聞き込みをすることにした。
ついでにアンプ類のレイアウトも変更しよう。
まず、レイアウトの構想から
リスニングポジションの右サイドにまとめている、LPプレーヤ、プリアンプをラックごとスピーカ間に配置し、そのラックの下段へKT66アンプ2台を入れることにした。
これで今ままでプリ-パワー間が4m以上のRCAケーブルを使っていたが1mですむ。
精神衛生上すこぶるよろしい。
反面、音像の中心にラックがデンとくるため、これも精神衛生上よろしくない。
まず、音を聴いてみる。
プリ-パワー間のケーブルが極端に短くなったためか、鮮度が上がった気がする。
2~3枚、JAZZ、ボーカルを聞いてみた。
どうもおかしい?!
音像がセンターに定位しない!
左スピーカ側に寄っている。
なぜだ?
CDへ替えてみる。
問題ない。スピーカセンターに定位する。
LPプレーヤ~フォノEQアンプまでの問題だ。
プリはCD、LPプレーヤともラインで使っている。
フォノEQは問題なかろう、よってLPプレーヤだ。それもアーム、カートリッジだな。
オルトフォンのMC10スーパーを使っているが、デノンのDL103Rに替えてみる。
同じ。変わらない。ウ~ン・・・・
ン・・・・・・・?!
アンチスケーティング用のウエイトの位置が違う! なぜ?
そうだ、数日前、シュアのV15タイプIIIにちょっと替えてみたのだった。
アンチスケーティング用ウエイトの位置を変え忘れていたのだ。
オルトフォンMC10スーパーに替えて、バランス、針圧を取り直し、ウエイトの位置も直す。
さて・・・・・ 直った。 ドンピシャのセンターだ。 良かった。
改めて聴きなおす。
KT66アンプ、なかなかよろしい。
このまま少し続けてみよう。