最初のメインスピーカは3ウエイのマルチアンプ・システムであった。
ALTECの15インチウーファー、515Bを120ℓの自作箱へ入れ、中高域はJBL375+2309/2310+075という構成だった。
アンプ類はいろいろ替えたが、スピーカ構成は不動だった。
やはりスピーカは不動でなければならない。
中途半端もいけない。
とことん自分の好みに従うべきだ。
さもなくば、また入れ替えの繰り返しになることだろう。
やはり15インチのウーファーは譲るべきではない。
15インチ2発にこだわりはない。
ホーンも譲れない。
2インチへのこだわりもなくなった。
基本的には2ウエイのほうが好ましい。
要はバランスの問題だろう。
ALTECの元気闊達も良いが、曖昧なバランスのよさがやはり気に入らない。
JBLのストレートでシャープで切れのある元気よさが好みだ。
ん、 ハークネス欲しさのこじ付けに聞こえる?・・・・・・・
ええ今回のハークネスは外観上の程度は良いし、自分の目指すスピーカの構成を完璧に満たしている、1つだけ気になるのは、過去の経験から、ビンテージ品への憧れ、イメージと現実との乖離という難題がそこにはあって、踏み切れないのですなあ~・・・・
箱は別として、ユニットは既に50年が経過している。
ハークネスと一緒に見せてもらった、AR-3のユニットもこういう状態であったのですから・・・