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中国筋の投機?!

香港島にあるお客さんと打ち合わせがあり、久しぶりに香港島へ行った。

その帰り道、真空管ショップを覗いて、真空管4個を買った。
 
中国筋の投機?!_e0122780_1223190.jpg




真空管は導入した6L6アンプの電圧増幅、位相反転回路用。

6SL7と6SN7だ。
オリジナルは中国製なのでRCAに替えてみることにした。
中古でそれもマッチングペアではない6SN7と6SL7、2本づつ。
びっくりするほど高かった。


世界的に真空管価格が高騰しているようだ。

昔は(と、言っても10年くらい)ウエスタンの300Bとか205D、RCAの2A3、GEC製のKT88,KT66のような過剰人気管は別にして、その他のパワー管、12AX7とか12AU7といった、電圧増幅用のミニチュア等はテレフンケン、アンペックス、RCA等でも比較的容易に買える価格だった。

ところが久しぶりにショップを覗いて、そのすさまじい高騰ぶりに驚いてしまった。

1つ例にとると、TELEFUNKEN製の12AX7、自分が自作していた頃は確かHK$200~300で買えたが、今はHK$1,000以上する。

当地香港では中国の金満家オーディオマニアが買占めに来るということで、ヴィンテージ機器
と並んで投機の対象となっているらしい・・・




趣味の世界にどろどろしたものは持ち込まないで欲しいと思うのは自分だけであろうか・・・
by jbl375jp | 2007-12-01 13:15 | アナログ関連
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