MONOカートリッジ試聴3日目。
BOZALTEC605Aのネットワーク使用とMONOカートリッジの相性は・・・・・
すこぶる良い! と、思ったが、さほどでもない。
ネットワークだと平面的というか、前後のメリハリがない。
マルチのほうが前後方向に広がりがあり、低域の輪郭もしっかりしている。
マルチでのMONOカートリッジ再生は、ステレオカートリッジ再生時にネットワークと605Aのみの時、おいしい中域を聞かせてくれた、そのおいしさがマルチ時に加わると言う感じだ。
本来、モノーラル再生とは1本のスピーカを1セットのアンプで再生するものと理解しているが
2本のスピーカ、2組のアンプ(この際マルチも含めて)で左右同じのモノーラル信号を再生する
と言うことと、どう違うのであろう?・・・
モノーラル専用のシステムをお持ちの方はすべて1組だが・・・
自分はこのスピーカ2本でのモノーラル再生が気に入っているのだが・・・・・
MONO盤を探していて出てきた「カザルス名演集」、あのチェロの大御所パブロ・カザルスの
SPをLPに復刻したRCAの赤盤復刻シリーズだが、SPからの復刻だけにノイズもあり、音的には悪いのだが、ガラにもなく心にしみる音色に聴こえた。
まだまだMONOカートリッジの試聴は続く・・・・