ShureV15TypeⅢの交換針が3種類揃った。
VN35E、35HEそして35MR。
35HEは残念ながらShureの純正が見つからず、JICO製だが・・・
LINNのLP12、SME3009SⅡImp.をShureのV15TypeⅢ専用にして、はじめて3種類の交換針で比較試聴してみた。
左からVN35MR、VN35E、VN35HEタイプ(JICO)
試聴機器
プレーヤ:LINN LP12
アーム :SME3009SⅡImp.
シェル :SME S2
フォノEQ:トライゴン バンガードⅡ
プリアンプ:McIntosh C28
チャンデバ:Crown VFx2A
パワーアンプ:Crown D45
Audio Space AM6
試聴LP
PABRO 「Duke’s Big 4」
ボリューム位置
10時半
試聴結果
①VN35MR(Shure純正)
柔らかな音調、ベースが太い
②VN35HE(JICO製)
発止としたメリハリ感があり、クリアーなサウンド
③VN35E(Shure純正)
芯が太く響きがある
自分の好みではVN35HE(JICO)、VN35E、そしてVN35MRの順か・・・
JICOのVN35HEタイプはガンガン来るJAZZにもってこいで、価格を含めた総合点では
一番かも知れない。
音楽的なオールマイティーさではVN35Eであろうか・・
VN35MRは少しおとなしすぎるような気がする。
甘く、スローな女性ボーカルには最適かも知れない。
全体的な音の傾向は似ているが三者三様の特徴があり、面白い。
試聴後、何気なく取り出したビーナスレコードの
NEW YORK TRIO 「THE THINGS WE DID LAST SUMMER」
JICOのVN35HEタイプでゴキゲンに鳴っている・・・・