新しいメインLPプレーヤ、GARRARD301のテスト、調整を兼ねて、Empire598Ⅲとの
聴きくらべをしてみた。
ソースはPABRO盤、KANSAS CITY Count Basie 3 「For the Second Time」
自分の大好きなカウント・ベーシー、ルイ・ベルソン、レイ・ブラウンのピアノ・トリオ・・・
まづはEmpire598Ⅲ、カートは同じくEmpire 2000E/I・・・
相変わらず、厚く、太い中域、4560、2220Bそして、2441に替えて深みが増したようだ。
いつものベーシーの太いピアノのタッチ、レイ・ブラウンの分厚く、深い音色のベースが
響き渡り、思わず乗り出してしまう。
続いて、GARRARD301、アームはSME3009SⅡImp.そしてカートはテープで固定した
V15TypeⅢ・・・・
負けていない・・・
Empireも顔負けの太さ、厚さ、それに高域が細くならない。
Empireの太さ、厚さに切れと密度感が加わりより鮮明だ、高域も若干明るい。
この明るさは、フォノEQのVARGUARDⅡのキャラクターだろう・・・
LP12では、この太さが出なかった・・・いや出せなかった。
3曲目、「DRAW」、3人三様の力強さが、見事に出ている。
ベイシーの力強いピアノのタッチ、ベルソンの固いシンバルレガート、レイ・ブラウンの
弦を震わすベースワーク・・・・う~ん気持ちいい!
最後に、AC400AにDENONのモノ・カートリッジ、DL102・・・
う~ん、参った!・・・・
MONOだが、いやMONOだからか?・・・
V15TypeⅢより更に密度、切れ、深み、力強さが加わった。
MONOとは思えぬ拡がり、奥行き感だ、そして、すごいリアルだ・・・信じられない。
AC400AとDL102、すこぶる相性が良さそうだ、これもGARRARD301のお陰か・・・
EmpireのMONO計画はまったく必要ないと感じる。
それにしてもGARRARD301、期待にたがわぬ実力とみた・・・・・・