MarantzとStereo Control Cosoleの二文字で思わず、迷わず飛びついて
買ってしまった・・・
シンセンへ仕事で出かけて、中途半端な時間に香港へ戻ったので、チョッと覗いた
Stephenさんの店にそれは無造作に置いてあった。
残った機材で必要最小限のシステムを組もうとしたら、プリがない。
LPが聴きたいわけだから、PHONO入力が欲しい・・・
渡に船とはこのことだろう。
USA Marantz時代のStereo Control Cosole Model 3200、価格もStephenさんの
ご好意で格安にして貰った、ありがたや。
昔のプリは機能が満載。
今時のプリの入力切り替えと音量調節のみの味気ないフロントパネルと違い、
ずらりと並んだこのツマミの整然としてカッコ良いこと・・・
PHONOが2系統、TUNER、AUX、TAPE2系統の入力切替、3バンドトーンコントロール、
L,R,STEREO、MONO、REVERSEのモード切替、テープモニターにラウドネス、バランス、
そしてヘッドフォン出力まで装備・・・
なんとも、至れり尽くせりだ。
肝心の音は・・・・
さっそく、EMPIRE598ⅢとShure V15TypeⅢと繋いで、久しぶりにLPを聴く・・
スッキリとして見通しの良い、それでいて力強い音だ。
CDでも聴いてみたが、今までのCD、パワーアンプ直結に比べ、艶と厚みが増した。
格安といって、侮れませんぞ、これぞMrantzサウンド!